【事後レポート】ファーストアセント主催【高齢者DX×子育てDX】未来の生活を考えるオンラインセミナーにチカク代表・梶原健司が登壇
2021.06.09
スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売している株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役・梶原健司、以下「チカク」)は、株式会社ファーストアセント(東京都中央区、代表取締役・服部伴之、以下「ファーストアセント」)主催オンラインセミナーにゲストとして招かれ、弊社代表・梶原健司が登壇しました。
ファーストアセント代表取締役・服部伴之氏との対談の中で、梶原は「起業時と比べると、高齢者世帯数の増加はもちろんのこと、スマホの普及も想定以上に進んでいるが、若者同様に使いこなせている高齢者はまだまだ限定的で、そこにデジタル・ディバイドの壁が大きく存在している。介護保険などの現行制度は、どちらかと言うと身体的なバリアフリーを推進するプロダクトを対象としているが、今後は『デジタルバリアフリー社会』を実現するために、デジタル・ディバイドを解消するプロダクトに対しても、国をはじめとする公的機関からの積極的な支援が必要」と話しました。
ファーストアセント代表取締役・服部伴之氏
チカク代表取締役・梶原健司
また、「AgeTech(エイジテック)の日本市場浸透においてどう考えているか」という参加者からの質問に対しては、「アメリカやヨーロッパでは少しずつ浸透してきているが、日本ではまだ浸透しているとは言えない。超高齢化社会である日本において弊社から市場を変えていきたい。DXはデジタルの恩恵をどのようにユーザーに届けるかという話であり、ユーザーがその価値を実感しないと意味がない。人の本質に向き合いつつ、自分たちも引き続きその価値を提供できるよう尽力したい」と意気込みを語りました。
今後もチカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するAgeTech(エイジテック)企業として、高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
■イベント概要
- 名称:【高齢者DX×子育てDX】未来の生活を考えるオンラインセミナー
- 日時:2021年6月3日(木)19:00〜20:00
- 司会:株式会社ファーストアセント代表取締役 服部伴之氏
- 会場:オンライン(Zoom)
■登壇者プロフィール
服部伴之
1973年愛知県生まれ。1998年東京大学大学院修士課程修了、同年株式会社東芝入社。2012年株式会社ファーストアセント創業。自身の育児経験から、育児記録アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」を開発。収集したデータを国立成育医療研究センターと共同研究し、小児医療などに役立てる試みを実施。研究ノウハウを利用して、赤ちゃんの泣き声から感情を分析するアルゴリズムの開発や、赤ちゃんの寝かしつけをサポートするスマートベッドライト「ainenne」などを開発。
梶原健司
1976年兵庫県・淡路島生まれ。1999年上智大学を卒業後、新卒でアップルの日本法人に入社。以後12年にわたって、ビジネスプランニング、プロダクトマーケティング、ソフトウェア・インターネットサービス製品担当、新規事業立ち上げおよびiPodビジネスの責任者などを経て、2011年に独立。2014年、株式会社チカクを創業。
■株式会社チカク(まごチャンネル)
チカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するAgeTech(エイジテック)企業です。第一弾プロジェクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク:https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/