【事後レポート】オンライン講演会「ベンチャー経験から考える働き方アップデート法」に「まごチャンネル」のチカクが登壇
2020.07.06
スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売している株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役・梶原健司、以下「チカク」)は、コミュニティスペースBRIDGE TERMINAL及び株式会社ローンディールが共催するオンライン講演会「ベンチャー経験から考えるアップデート法」に招かれ、弊社プロダクトマネージャー・伊藤景司が登壇し、大手企業とベンチャーで得られる双方の経験を生かした新しい働き方や思考方法について対談を行いました。
本講演会は株式会社ローンディールの代表・原田未来氏と弊社プロダクトマネージャー・伊藤景司とが対談する形式で行われました。両名は大手企業を中心に200名を超える参加者からの質問にインタラクティブに答えながら、大手企業とベンチャー企業の双方を見てきた自らの実体験に基づいた考え方の違いや魅力を語り合いました。
まずローンディールの原田氏から「大手企業からベンチャー企業へのレンタル移籍を通じて実際に得られること」として
1.会社の看板を外した時に自分自身がどれだけ通用するのか、身を以て体感する経験
2.少人数組織の全員がマルチタスクをこなす経験
3.前例がなく、実績もない中で自分自身で決断する経験
という3つが挙げられました。
次に、SONYで新規事業やグローバル・マーケティングに従事後にチカクへ転職した伊藤と原田氏とで、参加者からの質問に答える形で議論が交わされました。
まず「レンタル移籍で学べる経験の中でも大きいことは何か?」という質問に対し、伊藤は「大手企業では個人情報の取り扱いの厳格さから特定の個人にアプローチするのが難しく、また技術に自信があるがゆえに作り手目線が強くユーザー視点が欠けてしまいがちですが、ベンチャー企業では”ユーザーにとって何がいいか?”を追求して開発を進めるため、”徹底的なユーザー目線での開発”が学べると思います」と回答。
また、「ベンチャー企業と大手企業の違いとは何でしょうか?」という質問に対しては、「一番の違いはスピード感。ベンチャー企業では仮説検証による学びを重視しているので、確かめたいことを早く確かめられるので、結果的に成功確率が高まります」と答えました。
最後に、これまでに90名以上のレンタル移籍者をサポートしてきたローンディールの原田氏は「レンタル移籍では移籍者その人自身が成長すると同時に、その挑戦を見ている周りの人も刺激を受け、変わっていく」とコメント。
伊藤は「大企業の人材にとってレンタル移籍は、会社を辞めずにチャレンジできるとてもいいチャンス」と話しました。
チカクでは、ローンディールのプラットフォームを通して、これまでに5名のレンタル移籍者を受け入れており、今後も多様な人材の雇用を推進してまいります。
■イベント概要
・名称:ベンチャー経験から考える働き方アップデート法
・共催:コミュニティスペースBRIDGE TERMINAL、株式会社ローンディール
・日時:2020/07/03(金) 19:00-20:00
・場所:オンライン配信
・登壇者:ローンディール 代表取締役社長 原田未来様/チカク プロダクトマネージャー 伊藤景司
■登壇者プロフィール
原田未来
株式会社ローンディール 代表取締役社長
2001年、創業期の株式会社ラクーン(現 東証一部上場)に入社、営業部長や新規事業責任者を歴任。
2014年、株式会社カカクコムに転職し事業開発担当。人材流動化の選択肢が転職しかないことに課題を感じ、スポーツの世界で行われているレンタル移籍に着想を得て、「会社を辞めずに外の世界を見る機会」や「企業の新しい人材育成の仕組み」として企業間レンタル移籍プラットフォームを構想。2015年に株式会社ローンディールを設立し現在に至る。
https://loandeal.jp/
伊藤景司
株式会社チカク プロダクトマネージャー
ミシガン大学にてMBA取得。SONYにて新規事業立ち上げやグローバル・マーケティング、商品企画や営業に従事後、新規事業チームにてスクラッチから企画やグローバルの販路開拓のリードを経験。その後株式会社チカクの事業開発責任者として、数々のオープンイノベーションプロジェクトを牽引し、新規ハードウェア+サービスの実証実験を行い事業化を達成。現在もハード&ソフト横断的なプロダクト戦略や開発をリードしている。
■株式会社チカク(まごチャンネル)について
株式会社チカクは、「距離も時間も超えて、大切な人を近くする・知覚できる世界を創る」をミッションとするIoTスタートアップ企業です。第一弾プロダクトとして、スマートフォンで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる動画・写真共有サービス「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク:https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/