「まごチャンネル」を開発・販売するチカクが、旭化成からレンタル移籍の受入開始
2020.07.09
「シニア・ファースト」を掲げ、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売している株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役社長・梶原健司、以下「チカク」)は、株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役社長:原田未来、以下「 ローンディール」)が提供する企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を通し、旭化成株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:小堀 秀毅、以下「旭化成」)から新サービス企画担当として人材のレンタル移籍(1年間)を開始いたしました。チカクのレンタル移籍者受け入れは5人目となります。
ローンディールが提供するレンタル移籍は、研修・出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組みです。現在は主にイノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業から、事業開発力を強化したいベンチャー企業へのレンタル移籍が活発化しています。
チカクではこれまで、関西電力、パナソニック、NTTコミュニケーションズ、リコーと4人のレンタル移籍を受け入れてきました。各移籍者には新規サービス開発や事業開発をチカクで担って頂き、自社に戻って経験を活かしています。
今回レンタル移籍となる鈴木翔氏(36)はこれまで旭化成にて、R&D部門で医薬品の開発及び事業化に携わった後、新事業創出の仕組み作りの部門で新しい発想を生み出す思考方法を学び旭化成グループ内に広める活動をしてきました。
鈴木氏は今回のレンタル移籍を通じた狙いを、次のようにコメントしています。
「チカクは『まごチャンネル』というデバイス・サービスを通して、ユーザーと繋がりながら新しいサービスを立ち上げることに少数精鋭で挑戦している会社です。私もその中に飛び込み、ユーザー目線でのビジネス開発に主体的に取り組みたいと思います。同時にこの経験を発信し、移籍元である旭化成に”新しいビジネスを立ち上げる経験を積む機会としてのレンタル移籍の活用”を浸透させていきたいと思っています」
今後もチカクは、ローンディールのプラットフォームを通して多様な人材の雇用を推進してまいります。
【参考情報】
旭化成株式会社
旭化成グループの技術・製品は、戸建住宅「へーベルハウス」や食品包装用ラップフィルム「サランラップ」といった日々のくらしに身近な製品から、生活をより快適にするPC・スマートフォンの電子部品、自動車向けの高機能樹脂、人びとのいのちとくらしを支える医薬品やAEDに至るまで、さまざま分野で社会に貢献しています。世界20か国以上に生産・販売・研究開発拠点を有し、グローバル市場で幅広いニーズに対応することで、“昨日まで世界になかったものを。”を創造し続けています。
https://www.asahi-kasei.com/jp/
株式会社ローンディール
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開。イノベーション人材の育成手法として社外経験を活用するプラットフォーム。2015年9月にサービスを開始、2020年7月現在、 受入企業として240社以上のベンチャー企業が登録、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業38社、97名。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年、内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。
https://loandeal.jp/
株式会社チカク(まごチャンネル)
株式会社チカクは、「距離も時間も超えて、大切な人を近くする・知覚できる世界を創る」をミッションとするIoTスタートアップ企業です。第一弾プロダクトとして、スマートフォンで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる動画・写真共有サービス「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク:https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/