「まごチャンネル」を販売・開発するチカクが、パナソニックから2人目のレンタル移籍の受け入れ開始
2021.04.12
「シニア・ファースト」を掲げ、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売している株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役社長・梶原健司、以下「チカク」)は、株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役社長:原田未来、以下「 ローンディール」)が提供する企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を通し、パナソニック株式会社(大阪府門真市、代表取締役社長:津賀一宏、以下「パナソニック」)から新サービス企画担当として人材のレンタル移籍(1年間)を開始いたしました。チカクのレンタル移籍者受け入れは7人目となります。
ローンディールが提供するレンタル移籍は、研修・出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組みです。現在は主にイノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業から、事業開発力を強化したいベンチャー企業へのレンタル移籍が活発化しています。
チカクではこれまで、関西電力、NTTコミュニケーションズ、リコー、旭化成など様々な企業から受け入れ、今回で7人目となります。各移籍者には新規サービス開発や事業開発をチカクで担って頂き、自社に戻って経験を活かしています。
今回レンタル移籍となる鍋嶋隆介氏(39)はパナソニックから2人目の受け入れとなります。パナソニックでは、電気自動車用の車載充電器やAndroidを用いたIVI(In-Vehicle Infotainment)のハードウェア開発を担当していました。
鍋嶋氏は今回のレンタル移籍を通じた狙いを、次のようにコメントしています。
「パナソニックでは、これまで半導体、車載機器とBtoB事業の部署に所属していました。その中で、どうしても実際に製品を使用するお客様(エンドユーザ)の顔が見えにくいところや製品の事業化までにかかる時間に課題を感じていました。チカクはお客様の声を身近に感じられ、より良い製品開発にスピード感を持って取り組んでいる会社です。これまでのハード開発の経験を活かしつつ、事業の発展に大きく携われることを期待しています」
鍋嶋隆介氏(左)と株式会社チカク ハードウェア開発責任者 佐藤未知氏(右)
今後もチカクは、ローンディールのプラットフォームを通して多様な人材の雇用を推進してまいります。
【参考情報】
パナソニック株式会社
「A Better Life, A Better World 」をブランドスローガンとし、「世界中の人々のしあわせと、社会の発展、そして地球の未来に貢献」し、「より良いくらしを創造」し続けている会社です。総合エレクトロニクスメーカーとして関連する事業分野について国内外のグル ープ各社との緊密な連携のもとに、生産・販売・サービス活動を展開しています。
https://www.panasonic.com/jp/home.html
株式会社ローンディール
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開。イノベーション人材の育成手法として社外経験を活用するプラットフォーム。2015年9月にサービスを開始、2021年4月現在、 受入企業として400社以上のベンチャー企業が登録、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業47社、134名。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年、内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。
https://loandeal.jp/
株式会社チカク(まごチャンネル)
チカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するエイジテック企業です。 第一弾プロジェクトとして、 スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、 テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる 「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク:https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/